2024/08/05 (更新日:2024/08/05)
子宮内膜症、どうしたらいい?
こんにちは ワラビー治療室です
今回は、妊活中で悩まれている方が多い子宮内膜症についてのお話です。
子宮内膜症とは、子宮腔以外の場所で子宮内膜組織に似た組織が発生する疾患のことです。
正常だと、子宮内で増殖した内膜組織が月経時に子宮口から排出されます。
内膜症になると、卵管の方へ一部逆流した内膜組織が腹腔内に定着・増殖し、
月経に伴って炎症・出血を起こし、その結果、周りの組織との癒着も起きやすくなります。
さまざまなところに癒着が起こるので、 排便痛や月経痛、性交痛が起こることもあるそうです。
内膜症の原因としては、エストロゲン過剰があるといわれています。
エストロゲンは低温期に多く分泌され、高温期になると分泌量は下がるのが正常です。
しかし、エストロゲン過剰気味の方は高温期でもエストロゲンが多く分泌されている傾向があり、
エストロゲンが増えすぎてしまうと、結果として炎症が身体の中におきやすくなると言われています。
炎症が起きると、細胞が固くなりやすく、循環がうまくいかないことから異物ができやすくなります。
そこでまず対策としては、
⓵高温期をしっかりつくること
体温がしっかり上げられる状態になると、エストロゲン(E2)の分泌が抑えられ、卵巣を休ませることができます。
②炎症、抗酸化対策をすること
エストロゲン過剰気味の方は、炎症体質になりやすいので、炎症に効果的な栄養素を摂取するのが大切です。
おすすめの栄養素としては、細胞の炎症を抑える効果のあるDHA/EPAといったオメガ3系の油や、
粘膜の炎症を抑えてくれるビタミンD、修復を促進するビタミンAです。
また、増殖した内膜組織の血液の鉄分が酸化しやすいため、抗酸化対策も重要です。
当院では、強力な抗酸化物質であるアスタキサンチン配合のクリルオイルをお取り扱いしております。
内膜症は生理痛ひどくなるだけでなく、骨盤腔内の炎症もすすむため卵の質にも影響を及ぼす可能性があります。
しかし、対策をしっかりされて卒業された方はたくさんいらっしゃいます!
どうぞお気軽にご相談ください
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