2024/01/17 (更新日:2024/01/17)
甲状腺と不妊の関係 パート2
こんにちは⛄️ ワラビー治療室です😄
パート1の甲状腺のお話に引き続き、今回は甲状腺機能亢進症のお話をします❗️
前回のお話はこちらから
前回もお伝えしたように、甲状腺ホルモンには主に下記のような役割あります。
・熱量産生(体温調節、基礎代謝)
・各代謝の調節(コレステロール、ビタミン)
・生殖器系(卵胞の成長、性交能力)
・循環器系(心拍バランス、血管バランス)
・神経系(思考のバランス、反射)
・消化器系(動きのバランス、吸収バランス)
新陳代謝を活発にする甲状腺ホルモンが過剰に出ると、
・脈拍数が増えて動悸が起きる
・体温が上がって汗をかきやすい。
・よく食べていても痩せていったりする。
・甲状腺(喉の下の方)の肥大や眼球突出
・疲れやすい、だるい
といった特徴的で比較的気付きやすい症状が出ます😱
婦人科系では生理の周期が短くなったり生理の量が少なくなったりします😱
それに伴い排卵障害を起こしたり、流産しやすくなるので、主に薬物療法により甲状腺機能がコントロールされてから不妊治療を行います。
甲状腺ホルモンの濃度が高いうちは妊娠の継続が障害されると考えられています。
また、無治療のまま放置されていると、流産、早産だけでなく胎盤早期剥離や妊娠性高血圧症候群のリスクを高めます。
甲状腺ホルモンは高すぎても低すぎても身体に負担がかかります。
どちらかの診断をうけた場合はそれぞれにあった対応をしていくことが大切です。
当院では症状にあった生活習慣や治療対応をさせていただきます。
どんなことでもお気軽にご相談下さい😊
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